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春うらら
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小さな想いやりが、大きな支援を生む。

はじめまして、私はディスレクシア(読み書き障害)です。現在は、学習障害(LD)という概念が特別支援教育が始まり、世の中に広まりつつありますが、
私がディスレクシアだと知ったのは、一昨年のことです。21歳の時のことでした。私は何度も、アルバイトを試みる度に躓いてきました。
全てがディスレクシアのせいだとは思いませんが、「うまく読み書きができない」というのが、アルバイトのマニュアルを読む時も不安材料になっていたのは事実です。
そして、一生懸命読んでも、文章を覚えていられない。だから、また、懸命に読み直すけれども、今度は読み飛ばしてしまったりしてしまう。でも、一番辛かった事は、
中学生、高校生になると「読み書きができてあたり前」という前提で、様々なことが進んでいきます。その中でそれを必死で「隠し続ける」という作業でした。
字の上手い下手、読むことが上手い下手というのはあるのだと思いますが、それ以前に自分で書いたノートですらも良くわからないし、教科書もよくわからない。
それに指示が上手く聞けず、いつも、何を言っているのかよくわからなくて、内心びくびくしていたのを覚えています。そして、高校2年の秋に不登校になりました。
どんどん、ノートを書く量、本を読む量ともに増えていく一方で、バーンアウトしてしまいました。それから、引きこもりも2年ほどしました。しかし、現代はIT社会であるので、
だいぶ楽に生きれるようにはなってきているのだと思います。しかし、問題は、今も「読み書きができない」ことで苦しみ、悩んでいる人達が沢山いることを肝に銘じていかなければなりません。これは、早急に対処しなければ、私のように2次障害を起こし、傷がなかなか治りにくくなってしまう。そうなると、余計自分の首を絞める結果になってしまいます。それでは、辛すぎる。そうなる前にできることは沢山あるのだと思います。そして、当事者達も新しいものばかり求めて、「支援がない。理解がない。」とばかり、叫んでいてもしょうがないことだと思っております。私達は、チャレンジド・ラーナーなんです。時代の被害者なんかじゃない。もちろん、加害者でもない。私達が意見を述べていく事は大切だと思います。しかし、もし、私達が行政批判など不平不満ばかり並べていたら、きっと、また違う人達が被害者になり、私達は加害者になります。だから、全てを自分達の思い通りの社会にすることは不可能であると考えます。もちろん、自分自身で、そのような環境を創る事は可能だと思います。しかし、なんでもかんでも、人様にやってもらおうというのは何か違う。自分自身で生きていく力をつけていくことこそ、大切な要素なのです。その延長線上に「支援」があります。そこで、今、盛り上がってきている「ユニバーサルデザイン」をうまく活用して、学習障害であっても、視覚障害であっても、その他の障害があっても、誰もが「これ便利だね!」と思えるものをうまく活用して、その活用する事も許してもらえるような環境整備をしていただくことで、なかなか就労できない軽度の発達障害を持っている人達が働きやすくなるのだと思います。決して、仕事自体が「楽」になるわけではなくて、働くやすくなるということ。少しの想いやり、優しさが大きな支援に繋がる。これを皆さんには知っておいていただきたいと思います。


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by amedia  at 11:01