[スポンサードリンク]
春うらら
トップページ » コラム » “WIKIPEDIA”の活用から想いをはせて

“WIKIPEDIA”の活用から想いをはせて

 前回に引き続き、辞書絡みのお話です。
 世間では、紙媒体の方の「広辞苑」の第6版の発売が話題になっていますね。
10年に一度の改定とあって、情報番組でもいろいろと取り上げられています。
 でも、前回お話したように、「広辞苑」であろうが、「大辞林」であろうが、
視覚障害者としては、電子辞書版になってもお手上げです。
確かに、ネット版であれば、目的の言葉を検索することはできますが、
読み物として閲覧し楽しむことは困難です。
 だからこそ、一刻も早い音声化を望むわけですが、
一方で、大変楽しく重宝しているネット百科辞典があります。
そう、皆さんにもすっかりおなじみになっていることとは思いますが、
それが、みんなで作り上げていく辞典「“WIKIPEDIA”(ウィキペディア)」です。
 私の場合、特に人名の検索に活用しています。
 視覚障害者の場合、どんなにテレビやラジオの情報に耳を澄ませて
いろいろな芸能人・有名人の名前を頭に蓄積していても、
その名前の表記を知る機会にはほとんど恵まれません。
ブログやメーリングリストなどで、気になる人物のことを話題にしようとしても、
「わかんないから、ひらがなで書いちゃえ」などということになりかねません。
(でも、間違った漢字を書くよりは、ひらがなの方がマシみたいです。)
 そんなとき、GOOGLEやYAHOOでひらがな入力で検索すると、
必ず検索結果の上位に“WIKIPEDIA”が出てきて、
正しい表記を知ることができるのです。
 おまけに、その人物に関するあらゆる事象、
あらゆる関連人物について知るきっかけともなり、時を忘れて浸りこみ、
締め切り間近の原稿を書くのも忘れてしまうくらい楽しむことにもなるのです。(^^;)
 私は、気をつけているつもりでも、
メーリングリストへの書き込みで誤字を書いてしまうことなどはあるのですが、
なるべくなら、正しい表記でメールを書きたいと心がけています。
人名や地名などの固有名詞にもできるだけ気を配っていたいと思うので、
これからも“WIKIPEDIA”をうまく活用していきたいと思っています。
 最後になりましたが、晴眼者の皆さんにお願いがあります。
こうして“WIKIPEDIA”などを活用してでも、
視覚障害者はちゃんとした字を書きたいと思っているので、
固有名詞に限らず、折に触れて、知り合いの視覚障害者との話題の中で、
正しい表記に関して触れていってください。
中途失明の人には字の形、先天盲の人には熟語や音訓を使って
説明していただけると、とても助かるのです。
 また、視覚障害者の皆さんも、メールなどを書くときには、
やはり正しい表記を心がけて書くようにしましょう。
晴眼者の人たちも、手紙を書くときには、
汚い字を書かないように気を使っているのですから、
私たちもそれくらいの緊張感は持っていなくてはいけないと
感じることの多い今日この頃なのです。


ながら仕事でもホームページが楽しめる音声ブラウザ・ボイスサーフィン


(「週刊福祉情報」コラムニスト・美月めぐみ)



ゲーム感覚で自然に点字が身につく点字学習ソフト・ろくてん満天



デイジーもあり~視覚障害者のスキルアップに役立つ各種録音図書

by amedia  at 16:55