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春うらら
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アンデルセン系の障害者パン屋「スワンベーカリー」

ヤマト運輸の小倉昌男氏は、いわゆる作業所と呼ばれる障害者のワークショップで、月数千円といった極端に安い労賃で障害者が作業している実情を知り、自立できるだけの賃金を払える事業所を設立しなければという思いにかられ、ヤマト福祉財団を設立しました。

私は、もう20年以上前になりますが、短期間の米国研修でニューヨークの視覚障害者のシェルタード・ワークショップ(授産所)を訪れたとき、その賃金を聞いて、小倉氏と同じような思いになりました。

そして、視覚障害者である私にとっては、そのワークショップでシェルターされている(守られている)のは、働いている視覚障害者ではなくて、管理している健常者の職員の方だなと実感しました。

さて、この状況を打開すべくヤマト福祉財団が援助してできたのがスワンベーカリー、もともとはパン屋さんとしてスタートしていますが、障害者の仕事の可能性を求めて、いろいろなビジネスの挑戦が行われています。

その新ビジネスへの挑戦として、(有)ヴィ王子は、このたびブックオフの古本出張買取サービスの業務委託を始めました。

 これを率いるのが元養護教諭の小島靖子さん、障害児をもつ親たちと一緒に北区十条で障害者が自立して働ける場を立ち上げました。

障害者は、可能性を諦めずに一歩ずつ前に進めば必ず進歩します。

その進歩、その成長を労働に結び付け、適切な経営によって収益を上げ、魅力のある報酬を障害者に与える。それでまたモティベーションが上がるというプラス・スパイラルを実現しているグループの一つがこのスワンベーカリーだ。

スワンベーカリー十条店((有)ヴィ王子)

(「週刊福祉情報」ライター・マジオ)

2005年5月19日

by amedia  at 16:56