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春うらら
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人を信じることに勝負をかける

先週、5月26日に スワンベーカリー十条店(有限会社ブィ王子) を見学しました。

東京中小企業家同友会障害者問題委員会の、障害者の働く現場見学会として行われたものです。

スワンベーカリーには知的障害者の方々が働き、おいしいパンを作ってそれを出張販売などで販売して稼いでいます。

そのおりに、私がもっとも感銘を受けたのは、出店販売や出張販売のときにも知的障害者の方々のみで送り出すこともよくあるとのこと、 パンをたくさん買っていただいたときに、電卓を正確にたたくのにも自身のない障害者に対しては、「お客様に計算してもらいなさい」と言って送り出しているそうです。

この度胸の据わったリーダーは小島靖子さん。スワンベーカリーのフランチャイズ第1店としてこの十条店を起こされた方です。

このようにして、健常者の補助をつけずに送り出すと、最初は電卓が打てなかった障害者も、だんだんとできるようになってくる。たまーに客にごまかされることがあっても、人件費のかかる別の人をつけるほどのロスになることはありえないと言ったお話には、経営者としての的確なコスト感覚がずっしりと私に伝わってきました。

小島さんの話を反芻してみて、目の見えない私も、いろいろな局面で人を信じることに勝負をかけているんだなあと改めて実感したしだいです。

信じることは、成功の大きな要素の一つかも知れませんね。

疑心暗鬼は心を躊躇させ、行動力を減退させます。

(「週刊福祉情報」ライター・マジオ)

2005年5月26日

by amedia  at 17:00