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春うらら
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名古屋旅行記-ガイドブックにご用心(前編)

 2月13日・14日の2日間、名古屋に行ってきました。
 目的は、我が演劇結社ばっかりばっかりの初の地方公演としてのプチ朗読会と、そして大好きな宝塚の舞台を中日劇場で観劇することでした。
 その二つの目的は、十二分に果たすことができました。
 特に、朗読会へお越しいただいた皆さんには大感謝です。お楽しみいただけたようで、役者冥利に尽きました。この場をお借りして、お礼申し上げます。ありがとうございました!!

 さて、たった2日間のスケジュールでも、食いしん坊の私はしっかり名古屋名物を堪能したいと思いまして、ないーぶネットで落とした数冊のガイドブックでしっかり予習したつもりでした。
 特に心惹かれたのが、近年話題になっているサービス盛りだくさんの名古屋のカフェモーニング。通常のドリンクの値段、もしくはプラス100円くらいで、朝の時間帯のみ、セットメニューが楽しめるのです。
 中でも、バイキング形式で食べ放題の数店にはとても心惹かれ、さらにその中でも、『チェリー』というお店のモーニングバイキングは、焼きそばやパスタまで選べるとのことで、ぜひとも体験したくなりました。7時ちょっと前に夜行バスが名古屋駅に到着するやいなや、地下鉄2線乗り継いでまっしぐらに黒川駅へ向かいました。 ところが、7時半から空いているはずのこのお店が、8時ちょっと前になっていた
にも関わらず閉じたままなのです。連れによく見てもらうと、なんと9時からオープンとなっているではありませんか!
 愕然としながらも、その辺りの喫茶店数件を覗いて周り、地下鉄の入り口脇にあった『ツツミ』というお店の「赤卵付き」というのにちょっぴり興味を惹かれそこに落ち着くことにしました。
 店内に入ると、常連客らしきおじさんの一団が楽しげに語らっています。
 マスターもとても気さくな人で、「コーヒーでいい?ホットでいい?」と注文を取りに着ました。
 ちょっと圧倒されながらもそれでお任せしました。
 なんと、コーヒーに厚切りトーストと赤卵のゆで卵がついて、300円!しかも、どれもとても美味しい!赤卵の黄身って、本当に味がまろやかでコクがあるんですねぇ!
 それをいただいているうちに、ふと思いつきました。「9時まで待ってて、例のモーニングバイキングが始まったら、もう一度『チェリー』にいってみよう」と。
 なんとなく手持ち無沙汰になったので、久々にウィンナーコーヒーを飲んでみようかと注文すると、「モーニングはどうする?」との質問。なんと、この時間帯は、ドリンクの値段のみで、2杯目以降であってもトーストと卵が付くのです。
 自分の頭が止める間もなく、口は勝手に「お願いします!」と、小脳レベルで反応してました。
 というわけで、連れと二人で半分こにしましたが、既にこの時点で私たちは1.5人前ずつのモーニングをいただいてました。
 余談ですが、このお店、さらにびっくりしました。なんと、連れがトイレに行こうとしたら、「あ、うちはトイレがないから、地下鉄のに行ってね」と言われたのです!!もう、あまりのことに、怒るどころか、笑い転げてしまいました。
 結局、モーニング3人前で、締めて1050円でした。(コーヒー300円、ウィンナーコーヒー450円。味わい深いのは断然コーヒーのほうです!)
 『ツツミ』TEL  052-914-2661

 さて、『チェリー』です。
 ああ、なんと残念なことに、モーニングバイキングは跡形もなく消えうせて、飲み物の値段で厚切りトーストとゆで卵が付くという、名古屋としては普通のモーニングになってました。
 ということで、コーヒー350円のモーニングには「ごめんなさいね」と心の中でつぶやきつつ、黒川駅を後にしたのでした。

 それにしても、ガイドブックを鵜呑みにしてはいけませんね。もちろん、予め電話して確かめておけば良かったのですが、ネットでも話題になったままだったので、すっかり信じ切っていたのです。
 この記事を書くため、冷静になったいまお店に電話してみたら、
 「もう、モーニングバイキングは、6・7年前にやめたんですよ」
 とのお話しでした。
 ネットに慣れてしまい、パソコン点訳データに慣れてしまった私は、情報の確かさ、新しさを確認するところが抜けてしまっていたようで、大反省しつつも、各地のガイドブックが新版が出るつど点訳されたら良いのになと、心底願ってしまいました。

(つづく)

by amedia  at 18:23