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春うらら
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地域と繋がる第一歩

 9月になると、特に防災を意識することが多くなります。今年もそんな季節がやってきました。しかも、その寸前の8月末には、東京を含む各地で、大雨・洪水・雷の被害が続出しました。斯く言う私も、二晩続きの物凄い雷雨に脅え、眠れぬ夜を過ごし昼寝しました。(笑)

 いや、真面目な話、本当に家にいられない程の災害に見舞われたとしたら、私たち障害者はどうすれば良いのでしょうか。やはり、そうとう地域の人たちにお世話になることになるのではないでしょうか。中には、「家族と一緒だから問題ない」という方もおられるかも知れませんが、家族に頼ることができない状況も想定されます。 こんなとき、日ごろから地域とのつながりを持っているかいないかで、かなり状況が違ってくると思うのです。 「ありゃ、あの裏のアパートに住んでる、丸っこい目の悪い人がきちゃったよ。面倒みてやんなきゃならないだろうねぇ。」 などと思われるより、 「あ、美月ちゃん、うちらと一緒にいよう!」と、友人として声をかけてもらえたら、どれほど心強いでしょうか。
 などと考えてみると、やはり地域との繋がりはとても大切なことだと思うのです。しかし、そのきっかけをどうやって作っていけば良いのか、これは大きな課題です。
 以前住んでいた練馬区や板橋区、豊島区では、
私は近所の商店街に積極的に買い物に行き、お店の人と沢山お話しました。また、行きつけの喫茶店というのも作り、そこに集う常連さんと仲良しになったりもしました。けれども、2年前に越してきたこの地域には、どうもそのようなお店を見つけることが難しいようなので、未だに道端で気軽に声をかけてくれるような知人はできていません。
 どうしたものかと思っていたのですが、最近になって、地域と繋がる第一歩となりそうなネットワークに出会いました。

 それは、少し前に本コラムでもちょっと触れましたmixiを活用することです。mixiの中にある多くのコミュニティのうち、地域のコミュニティに参加することなのです。もちろん、全ての地域のコミュがあるとは限りませんが、それぞれで検索してみてはいかがでしょうか。ちなみに、私が入ったコミュは、その名もずばり「鶴川」で、小田急沿線の駅名にもなっている地域名がそのままコミュの名前になっている物です。
 こちらのコミュでは、病院やお店の情報の交換、バイク盗難に関する情報交換、地域で起こった事件に関する情報、子供を遊ばせられる公園の情報、放置自転車の対策に関する意見交換などの話題が飛び交い、またオフラインミーティングも企画されるなど、かなり有益なコミュになっています。
 私自身はまだ参加して間もないので、これから馴染んでいこうという段階なのですが、少しずつお友達も増やせたらと胸をわくわくさせているところです。

 自然に馴染んでいくためには、他のメンバーの書いた文章の流れをきちんと捉えて、場の空気を読みつつ、なるべく誤字のないように気をつけながら、自分から発信できる情報を少しずつ出していくことが大切です。こう書くと、なんだかとても面倒に感じてしまう方もおられるかもしれませんが、30年前には夢だった「自分から情報を発信する」ということが、パソコンやインターネットの発達により実現できた喜びを思えば、ちょっとくらいの工夫や勉強を厭わしく思って怠るのはとてももったいないことだと思います。 「たまたま視覚に障害はあるけれど、普通に馴染んでいるじゃないか」と思ってもらうことが、地域と上手に繋がっていくことの第一歩になるのだと、私は思っています。

 まだ結果を出すには至っていませんが、いずれその後の経過などもこのコラム欄でお話したいと思っています。ご期待ください。


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(「週刊福祉情報」コラムニスト・美月めぐみ)



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