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春うらら
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若者が親切に感じられる新学期

「お手伝いしましょうか」、おずおずと若い女性が高田馬場駅ホームの階段のところで声をかけてくれた。

「お願いします」と答えて彼女の肩につかまる私。ホームから階段を降りて出札を出たところで「ここからは一人で大丈夫ですから」と声をかけて先に行ってもらう。

これは昨日の風景だが、このような親切な声掛けは特に4月は頻繁だと感じるのは私の気のせいだろうか。

アメディアの最寄駅、高田馬場駅近くには、早稲田大学をはじめ、福祉専門学校なども含めて学校が多い。

声を掛けてくれる若者達の中には、おどおどしている様子の人も少なくない。

地方から出てきて、初めて見かける目の見えない人(私)に、勇気を振り絞って声を掛けてくれているのだろう。

だから私は決して断らない。どんなに慣れている場所でも彼らと一緒に歩くことを好む。

ただ、おそらく彼らは今度はどこで私を開放してよいのかとまどうだろう。だから、いつも私の方から「ここからは大丈夫です」と言って先に行ってもらう。

気持ちを新たにしている若者達は、私達障害者に対しても前向きなのだ。そのプラス思考の生き方をほんの少しでも応援したい。

(「週刊福祉情報」ライター・マジオ)

2005年4月14日

by amedia  at 16:48