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春うらら
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見えないリアルな体験

私の知り合いが(晴眼者)先日停電に見舞われてパニックになったという話で
す。
文字を見えない、書けない体験とはちょっとちがいますが、後日談ではおもし
ろいコメントが聞けました。
この話の主人公は晴眼者ですが、点字の速読もできる点字のスペシャリスト
といえ
る人です。そんな彼女ですが、旦那さんが出張で一人の夜に見舞われた不幸で
す。
梅雨の時期ですからクーラーも全開、洗濯物も乾かないので乾燥機、お風呂の
乾燥機
も使い、さらにドライヤーをターボで利用していたそうです。
すると突然電気が消えたそうです。
そうです。電力の使いすぎでブレーカーが落ちたんです!
そのおり、彼女のとった行動は「懐中電灯をてにする」事だそうです。
手探り、足探り?で玄関脇までなんとかたどり着いた者の、肝心の懐中電灯が
使えな
い!電池が無いわけではないのですが、防災用の懐中電灯なので様々な機能が
搭載さ
れていて肝心のライトがつかないそうです。
さんざんいじり回したあと「朝までまとうか?」と本気で考えたようですが、
冷蔵庫
の中身が心配です。頭をひねりひねり何とか方法はないものか?と考えあぐね
たすえ
、台所まで移動してガスレンジの炎でライトのスイッチを見極めたそうです。
スイッチの位置が解れば後は簡単です。
闇の世界から程なく彼女は解放されたようです。
あとでこの内容を話してくれた時に「自分は視覚障害者と随分接していて解っ
ている
(気持ちなど)つもりだったけど、結局全然解ってはいなかったみたい」でし
た。

アイマスク体験はよく一時的なものだから決して視覚障害者の事を理解できな
いとい
いますが、それを身を以て体験した不幸な女性の話でした。

(ロジャーラビット)

日本初の実用的視覚障害者向け印刷物読み上げソフト「ヨメール」

by amedia  at 11:45