視覚障害ミュージシャン、クリスマス近辺にも大活躍!!
クリスマスの時期なので、楽しい話題にしてみましょう。
視覚障害者の職業といえば、一般的には、
鍼灸按摩マッサージという物が挙げられますが、
じつは古くからもう一つあったんですね。
それが、音楽です!
古くは琵琶法師、ごぜさん、今でもずっと続いている筝の演奏家や作曲家、
三味線の名手たち、近年では、コンチェルトのソリストとしても活躍される
バイオリン奏者の和波たかよしさんや川畠成道(かわばたなりみち)さん、
ピアノの梯剛之(かけはしたけし)さん、
ジャズ・ポップスの若きミュージシャン木下航志(きしたこうし)君、
海外に目を転じれば故・レイ・チャールズさんや、
現役バリバリのスティービー・ワンダーさんなど、枚挙に暇がありません。
かく言う私も、若かりし頃には、
ミュージシャンになりたいと思っていたこともありました。
(あ、今でも若いから、役者を真剣にやってますが。(笑))
で、ご縁がありまして、今月は何人かの視覚障害ミュージシャンの
コンサートを聞かせていただいています。
まず、附属盲学校時代の1年後輩、北田康広君。
彼のコンサートは、私の住んでいる地元、
町田の市民ホールで、ある保育園の主宰で行われていました。
奥様のピアノ伴奏での素敵なバリトン歌唱の数々に、
本業のピアノ演奏もあり、2時間弱のステージがあっという間に過ぎていきました。
武蔵野音大ピアノ科を優秀な成績で卒業したという彼の演奏は素晴らしく、
そのうえに本職ではなかったはずの歌がさらに素晴らしいのです。
また、硬軟織り交ぜてのトークも楽しく、
会場はとても和やかな空気のまま、
彼のメッセージを、極自然に受け止めていました。
CDも2枚発売されていて、大活躍中のようです。
最近リリースされたという2枚目のタイトルチューン「心の瞳」は、
坂本九さんの遺作となった歌だそうで、大変印象に残りました。
次に、作曲・編曲とシンセサイザー演奏、
ピアノ演奏を各地で行っている、久保さとしさんです。
彼も武蔵野音大ピアノ科出身。
この人は、先月上演して我が「ばっかりばっかり」の芝居『だからこそ愛』の
BGMも一手に担当してくれた青年なのですが、
昨日、彼が手がけたとても素敵なミュージカル、劇団M.M.C.の、
クリスマスにふさわしい作品
『GIFT… for you ~ひとり一人のあなたへ~』を観てきました。
内容の良さと彼の紡いだ音楽の素晴らしさに酔いしれてきました。
(途中、目元からハンドタオルを離せない状態
になってたというのは内緒ですよ。)
こちらは24日まで上演中なので、ご興味のある方はぜひいらしてくださいませ。
クリスマス物なのに、劇場は築地本願寺のブディストホールです。(笑)
最寄駅は、東京メトロ・日比谷線「築地駅」です。
問い合わせ先:劇団M.M.C
TEL:03-5600-5787
そして、最後は、明後日伺うことになっている、
全盲のソプラノ歌手、塩谷靖子(しおのや のぶこ)さんのコンサートです。
もともとは数学を専攻していたような彼女は、
今の私と同じくらいの年の頃に、
いきなり声楽家の道を歩み始めたというちょっと変わった経歴をお持ちのご婦人です。
遅咲きながら、その歌声は多くの人々を魅了してくれます。
特に、今回楽しみにしているのは、
今年のミリオンセラー「千の風になって」と同じ詩を、
あの歌が世に出るよりも前に塩谷さんご自身で訳されていたという
「千の風」という逸品です。
塩谷さんも、CDを出されておられます。
また、今回のコンサートは、国際視覚障害者援護協会の
チャリティコンサートともなっていますので、
特に多くの方に聴いていただきたいと思います。
日時は、21日金曜日の19時から。
場所は、JR中央線・京王井の頭線駅近くの武蔵野公会堂です。
> 塩谷靖子さんのホームページ
> http://www.nobuko-soprano.jp/
読者の皆さんも、温かくて元気の出る視覚障害ミュージシャンの方々の
演奏に触れて、素敵なクリスマスをお迎えくださいませ。
ながら仕事でもホームページが楽しめる音声ブラウザ・ボイスサーフィン