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春うらら
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障害者に対する「無理解」は被害妄想

私が加入している東京中小企業家同友会で、障害者雇用アンケートを取っている。
これは、ここ数年、3月から5月ぐらいにかけて、会員の経営者に対して取っている調査アンケートだ。
東京中小企業家同友会は各支部に分かれており、4月には、各支部での総会が行われるので、
障害者委員会の委員が手分けして各支部総会でアンケートのお願いに上がった。
実は、ここまでは話の前振りであって、アンケートは主題ではない。
さて、それぞれの支部を訪問すると、
親しい仲間が重要な役割を果たしているところではとてもやり易い。また、居心地も良い。
一方、知り合いがほとんどいない支部では、なんとなくよそ者雰囲気を感じ、居心地が悪い。
私が所属する豊島支部総会に写真をとるために参加していた別支部所属の私の友人が、
「最初はみんながあなた誰?」という目で見るので居づらい雰囲気があったが、
写真を撮りながら言葉を交わし始めたら自分の心の居場所が確保されてきた、
というような話をしてくれた。
実は、こんな風景はきわめて一般的である。
そんなことをなぜここに書いたのかというと、私達障害者は、こんなとき、「周囲は無理解だ」とか、
「障害者を受け入れてくれない」などと感じることが多いからだ。
実は、健常者でも、自分にとって馴染みのない集団に入ると、最初は疎外感を感じる。
しかし、彼らは、これを「無理解」などとは思わない。
一方、私もかつてそうだったのだが、多くの障害者は、この状態を「障害者に対する無理解」だと感じる。
この感じ方は被害妄想である。
」無理解」なのではなく、「まだ馴染んでいない」だけなのである。
被害妄想で自分自身で回りにバリアを貼ってしまうのは実にもったいない話だ。

(株式会社アメディア 代表取締役 望月優)

by amedia  at 15:33