Tue
Dec 12
2006
障害者権利条約
まもなく、障害者権利条約が国連で採択されようとしています。
このことはマスコミではあまり報道されていませんが、障害者が世界中で一般市民として認められる大変大きな国際合意です。
1948年12月10日、この日は何の日かご存知ですか?
世界人権宣言!そうです。世界人権宣言が国連で採択された日です。
世界人権宣言では、「人類社会のすべての構成員の固有の尊厳を守り、平等を実現する」ことを目的としていますから、当然、この段階から、障害者も含まれていたわけです。
しかし、1948年当時の世界人権宣言は、主に、帝国主義列強から発展途上国の人民の権利を守ることに思いの主眼が置かれていました。
これに対して、障害者権利条約は、それぞれの国の中で生活している、もっとも弱い立場に位置する障害者個々人の権利を守り、個人の尊厳を保護していこうという方針を、国際的に条約として確認するものです。
ついに、障害者個々人が、世界中のどこにくらしていても、一人の人間として尊重される社会になることを、世界中の国々が同意する歴史的段階となるのです。
この障害者権利条約は、2001年12月の第56回国連総会において、メキシコ大統領から提案されて議論がスタートしました。
それから5年、そして、世界人権宣言から58年。いよいよ障害者の人権が世界で合意されるのです。
条約が採択されるのは、おそらく来週でしょう。
皆さん、是非注目していてくださいね。
2006年12月8日
by amedia at 13:57