[スポンサードリンク]
春うらら
トップページ » 2007年11月

検索エンジン

 私が、パソコンを使うようになって、何年たつだろうか。
おそらく、10年以上たつとおもう。
私が、子供のころは、盲学校で、養護訓練という授業があって、
カナタイプの練習をした。そのころは、毎日、点字の本を読んだり、
またノートをとる時などは、点字で書いていたが、
何時の皮下、弱視の人たちや、晴眼者といわれる人たちが使う、
文字を書いて、手紙などを送ったりしてみたいなとおもっていたので、
カナタイプは、画期的なものだった。ただカナタイプの難点といえば、
書いた文字を音声や点字表示などで確認することができないことだ。
時は流れ、21世紀、私は、音声のでる、パソコンを用いて、
文字を書き、手紙の代わりに、電子メールを使用している。
それとともに、最近、はまっていることがある。
それは、インターネットで検索することだ。
特に、私が、良く使用するのはヤフーといわれるサイトだが、
最近はGoogleも使用してみたいなとおもい、
googleの効果的な活用法のCDを購入した。
最初は、とにかく検索してみようとおもい8時だよ全員集合と入力してみたら、
でてくるはでてくるは、それでまだ検索条件を絞り込んで、
検索はしていないが、私が、絞込みで検索をするとしたら、
8時だよ全員集合、幽霊コントとか学校コントなど試してみたい。
これで、昔からいわれている視覚障害者は、情報障害者といわれていたが、
改善されていくと、私はおもう。

蒔田 麻耶様

by amedia  at 17:02  | Permalink

少し悲しく思ったこと

 芝居疲れなのか、先週末からすっかり風邪をひきこんでしまい、残念だったり悲し
くなったりすることがいろいろありました。

 まずは、発熱を伴う風邪のせいで、視覚障害者の落ち研「楽笑会」のおもしろ寄席
、シティライツの同行鑑賞会「オリオン座からの招待状」、バリアフリー読書サーク
ルYAクラブの定例会と、三連チャンでドタキャンでした。ご迷惑をかけてしまった
皆さん、本当にすみませんでした!

 次に、新宿駅での出来事。
 私は、友人に誘導されて、込み合ったプラットホームを歩いていました。と、そこ
へ、ズドドドーッと大きな人がつっこんできました。私もいいかげん屈強な女なので
すが、「なななななっ!?」という言葉を発することしかできないような突っ込み方
をされたのです。連れが「危ないじゃないですか」と抗議すると、件の人物=男性は
、「こっちは目が見えないんだよー!」と怒鳴ってきたのです。
 あまりの反応に、とっさに言葉を失っている間に、その勢いのまま、彼は人ごみに
つっこんで消えていきました。
 180センチ、120キロくらいのガタイで白杖も持たないままだったそうな彼は
、いったいどういうつもりで、人ごみのプラットホームを突っ走っていたのでしょう
。自分は見えないんだから、周りが退いてくれるのが当然で、自分は急いでいたのだ
からしかたがないのだとでも思っていたのでしょうか。せめて、白杖くらいは持って
いてほしかったけれど、それを振りかざして無謀な歩行(?)をされたのでは一般の
人にとっては大迷惑だし、そんな存在と十把一絡げに観られる恐れのある他の善良な
視覚障害者にとってもいい迷惑になってしまいます。
 己を省みて、私も見えない、いや、見えていない凶器になってしまわないよう、慎
重に歩かねばと思った瞬間でした。

 そして、悲しく思ったことのラストですが、これは、うちの劇団の代表電話にかか
ってきた一本の電話について感じたことです。さらっと流してしまえば何ということ
はないのですが。
 それは、つい最近のことです。電話の主は、年配の女性といった感じの声だったの
だそうですが、読売新聞に載った今回のお芝居に関する記事中の「美月」という字は
、正しくは何と読めば良いのかと質問してきたそうなのです。「みづきと読みます」
とお答えしたそうなのですが、その方は、質問内容が分かると、そのまま安心なさっ
て電話をお切りになったそうです。
 結局、どこの何方が、どんな目的で質問なさったのか分からず仕舞いでした。
 おそらくは、どこかの音訳か点訳のボランティアの方が、視覚障害者のために、読
売新聞の記事を訳そうと思って問い合わせてこられたのではないかと推測したのです
が、やはり何かすっきりしません。
 問い合わせしたいことがあるときには、所属と目的をはっきり伝えるのが礼儀では
ないかと、少し悲しく思ったと同時に、バリアフリー読書サークルの代表でもある私
は、音訳に際しての問い合わせのときなどに、うちの会が同じような非礼をしてしま
わぬようにと、身の引き締まる想いでした。

 さてさて、熱も下がってきた私、師走に向けて、またまたイベント目白押しです。
 来週は、もっとぱーっと明るいお話ができるように、元気に街に繰り出したいと思
っています。

ながら仕事でもホームページが楽しめる音声ブラウザ・ボイスサーフィン

(「週刊福祉情報」コラムニスト・美月めぐみ)

視覚障害者を技術で支援する音声読み上げと読書機のアメディア

by amedia  at 16:55  | Permalink

芝居の準備・本番を通して感じたこと

 大騒ぎしていた、演劇結社ばっかりばっかり公演「だからこそ愛」は、
好評のうちに幕を閉じました。
大勢の方にお越しいただきましたので、
この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!!
 というわけで、今回は、この芝居の準備から本番打ち上げまでの中で、
印象に残ったことをいくつか書いてみたいと思います。

 まず、台本を書く段階でのこと。
脚本家の和風まくだ煮L氏は、パソコンが苦手な鉛筆書きの人だったので、
私が代わりにテキストデータ化することになりました。
いわゆる口述筆記です。
自分がやってきたことが、思わぬところで役に立ちました。
 また、この段階で、「音声ガイド無しでも、
視覚障害者に十分理解してもらえるような本にしよう」と決めていたので、
打ち込みながら分かりにくそうなところを指摘して、
改良していくことができました。 まさに、二人三脚のような作業でした。

 次に、私を舞台上で誘導し、話の流れをリードしていく役割として、
盲導犬ドナという存在を擬人化し、活躍させることになり、
いろいろな参考情報がほしかったので、
アイメイト協会をお訪ねし、生まれて初めて盲導犬歩行を体験しました。
 これまでも、盲導犬ユーザーの人と一緒に歩く経験なら
何度もしてきたのですが、実際に私が盲導犬に導かれるという体験は、
本当に新鮮でした。
リズミカルに歩を進める心地良さと、角々で止まっては支持を仰いでくる
盲導犬の優しさに感じる安心感は、
たちまち不安な気持ちを拭い去ってくれる物でした。
 実際に取得しようとしたら、ずいぶん苦労があるらしいのですが、
「盲導犬歩行を体験したら、杖には戻れない」というユーザーの意見が
分かるような気がしました。

 そして、これはちょっと残念なことなのですが、
私とずっと稽古をしていても、今一つ、
視覚障害者について理解しきれない仲間がいたことです。
 それは、稽古している中で、汗と髪の毛が目に入り、
非常に痛い想いをしたので髪の毛を書き上げたことに対して、
共演者の男性から「それは、美月さんの生理現象であり、
この主役の豊子さんのものではないから、我慢すべきです」と
言われたことなどです。
私が視覚障害者の役ならあまり不自然でなくできるに違いないと言って
この役で舞台に立つことにしたというのには、
こういうことも含まれていたので、
「そここそ、健常者の役者とは違う部分なのだから、
理解してほしい」と頼んで、やっと納得(?)してもらえたのでした。

 また、打ち上げの席では、この芝居の主役・豊子さんと
その親友のお二人の本物の皆さんにもゲストとして
参加していただいたのですが、私とゲストが到着したときには
すっかり座席が決められていて、結果として、
視覚障害者ばかりが寄せ集められ、
運ばれてきたお料理を取り分けたりする役の人が
いないという状態になっていて、驚いてしまいました。
私が一言言ったので、心優しい母役の女優さんが飛んできて
サポートに回ってくれたのですが、物理的なことのみならず、
「お話でもてなそう」という気持ちが仲間内から欠落していたのが、
とても残念に思えました。ずっと私と過ごしてきてたはずなのにと。

 残念なことで終わってしまうのは嫌なので、
嬉しかったことをもう一つ。
 この芝居の内容は、少し難しいかなと思っていましたが、
知り合いの小5の男の子が観にきてくれていて、
「すごく感動したよ!学校の友達や先生にも話したい」と言ってくれたのです。
 今は、小4の授業で、障害者への理解を深めるような単元もあり、
素直に理解していける時代になってきたということもあるのでしょう。
とても嬉しい一言でした。

 次回作はまだ内容未定ですが、また私も脇役で出演する予定です。
 今回ご来場いただけなかった方も、ぜひいらしてくださいませ。
時期は来年5月の予定ですが、場所と演目については、
追々HPで発表していきます。宜しくお願いします。

ながら仕事でもホームページが楽しめる音声ブラウザ・ボイスサーフィン

(「週刊福祉情報」コラムニスト・美月めぐみ)

障害者や高齢者に優しいWEBサイト作り「ウェブアクセシビリティ入門」

by amedia  at 17:13  | Permalink

サイトワールド2007 私の引かれたもの

サイトワールド2007 私の引かれたもの

 望月優

去る11月2・3・4日、東京の墨田産業会館で
視覚障害者のための国際情報機器・サービス総合展「サイトワールド」が
行なわれました。
今回は、昨年に続く第2回目で、53のブースに57の会社や施設などの
視覚障害者関連の法人が出展しました。
私の関心を引いたのは、普段視覚障害者向け展示会ではまず見られない
東京電力のクッキングヒーターでした。
これは、電磁調理器の高級機のようなもので、
鍋を電磁ヒーターの上において点字表示のついたスイッチを操作すると、
台自体は暑くならず、鍋だけが熱せられる状態になります。
これで、火を使わずに調理できるというわけです。
この台は、クッキングヒーターとして使わないときには、
そのまま調理台になり、ガス台と調理台が分かれている
通常の台所スタイルよりもスペース効率がよくなります。
価格は20万から30万。
音声でしゃべる地図も私の興味を引きました。
これを展示していたのは東京カートグラフィックという会社で、
地図を強調していたわけではむなく、
ICタグの埋め込まれた個所をセンサー指輪をはめた指で触ると、
音声の説明が出るという技術をデモしていたのです。
私が日本地図の上をなぞると、
「伊豆半島」とか「富士山」などと音声で教えてくれました。
でも、私自身は、その技術よりもその触覚地図の精密さに心惹かれました。
私は元来地図を触るのが好きでしたが、
学生の頃に手で触った地図はどれも大雑把なものばかりで、
今回触った地図のように、山の高さなども立体的に
体感できる地図は始めて触ったのでした。

サイトワールド
http://www.sight-world.com/

点字、インターネットなどの視覚障害者の情報文化や偉大な先駆者の業績を紹介~盲人の歴史

by amedia  at 10:30  | Permalink

経営理念に基盤を置いた障害者雇用

経営理念に基盤を置いた障害者雇用

(望月 優)

去る10月28日、立正大学を会場に行なわれた10年後の東京と経営を考える会の第4分科会で「障害者戦力化への道~10年先を見据えた経営とは」と題するシンポジウムが行なわれました。
ここでは、3名のパネリストがそれぞれ20分ずつ発表しましたが、最後の発表者だった株式会社おはなはんの松本章子社長のお話に大変感銘を受けました。
おはなはんは生カップお好み焼きの製造会社で、和歌山に本社と工場を持つ従業員約70名の会社です。
現在、和歌山の工場で3名の知的障害者を雇用しており、皆ラインの中でなくてはならない存在になっているそうです。
養護学校から雇用してもらえないかとの話があったとき、これは絶対に成し遂げなければならない課題だと受け止めたそうです。
障害者を受け入れて工場のラインに組み込み、ほかの従業員とともに生き生きと働く姿を思い描いて、それを実現化するために雇用しました。
松本社長の中には常に経営理念を社内に徹底させることが強い思いとして存在し、障害者とともに働く会社の姿も、経営理念の社内浸透のために、是が非でも達成しなければならないテーマと位置付けて知的障害者の戦力化に成功しました。
--------------------

株式会社おはなはんの経営理念と社訓

 オハナハンは、大切なお客さまのために魅力ある会社をめざします。
1. おいしくて、品質の良い商品の安定供給
 全従業員の品質に対する正しい理解に基づいて、安全で安心な商品の安定供給を続けていきます。

2. お客さまの立場にたった商品づくり
 商品づくりのベースは、お客さまのお役に立てること
 お客さまのお手伝いができること
 お客さまに対してのご提案が出来ること
 常にトップメーカーをめざすこと と、考えます。

3. お客さまの喜びこそ真の報酬
 目先の利益にとらわれることなく、オハナハンの商品がお客さまのお役に立ち喜ばれることが、会社の利益につながります。
  
4. 社員全員での経営参加
自らの役目と責任を認識し、毎日の仕事から人生の喜びを学び、心豊かな生活が社会への貢献につながるように心がけます。
 これらを目標とし、達成するためには、段階を追って実現していきさらに限りない挑戦を続けていきます。

社訓

人のお手伝いが出来たと喜べる
人のお役に立てたと喜べる
人に喜んで頂くことで喜べる
家族の為に健康第一を考える
こういう人達の集団であること
--------------------

株式会社おはなはん
http://www.ohanahan.co.jp/

スポーツ選手も愛用する健康グッズ~キネシオテープの使い方

by amedia  at 18:11  | Permalink

文化祭(雑司が谷祭)

 今日から11月に入りました。私も、芝居の本番まで、
もう2週間となり、改めて身の引き締まる想いです。

 さて、この時期の学生といえば、やはり文化祭に向けて、
無我夢中になっていることでしょう。
 私も、筑波大学附属盲学校の中学部・高等部の在学中は、
ご他聞に漏れず、文化祭は大好きで、
それが終わると一年が終わってしまったような
気にさえなっていたものです。
運動音痴だったこともあってか、私は完全に文化祭人間でした。

 まずは、なんと言ってもバンド!「グラスオニオン」という、
ビートルズの変な曲のタイトルをバンドネームにして、
ビートルズ、ゴダイゴ、ビリー・ジョエル、竹内まりや、
八神純子、かぐや姫、イルカ、赤い鳥、アルフィーなど、
めちゃくちゃなジャンルの曲をコピーしたり、
そこに少しオリジナル曲を入れたりしていました。
しかも、一時期はギターなしでキーボードばかり何人かと
ドラムとベースと、なぜかクラリネットだったり
アルトサクスだったりという、面白い編成のバンドでした。
他にもいくつかのバンドで活動していたことはありましたが、
なぜか「グラスオニオン」のことが一番懐かしく思い出されます。
文化祭とは関係ないのですが、オニオンのメンバーたちとは、
「愛は地球を救う」のゲストとして、ほんの3分間でしたが、
TVに出させていただいたこともありました。

 もうひとつの想い出は、「詩のクラブ」で、
これは先輩からの伝統があり、
なんとか守りぬかなくてはと思いつつ、必死に詩集を編纂し、
好きな詩人の詩を壁に張り出し、壁を飾る花を折っていました。
直前には、夜中の10時近くまで校舎に残り、
準備に追われていたものです。

 また、当時の筑波大附属盲学校には放送委員会はなく、
いわゆるお昼の放送もなかったのですが、
文化祭2週間前から、文化祭専用の放送委員会が設けられ、
私はかならず放送委員になっていました。
各学年、各部活のPR番組を制作し、昼休みに流すのです。
そして、文化祭当日の2日間、
生放送でPR原稿を読んだり校内の呼び出しをしたりするのです。
これも伝統を重んじていて、呼び出しのときには、
呼び出す相手の名前を連呼せず、
名前から呼び出す先までの文章全体を2度繰り返すとか、
校内の人は「おいでください」で
お客様は「お越しください」と呼び出すとか、
細やかな気配りがなされていて、それを後輩にも伝えたはずでした。

 でも、残念なことに、私が卒業して何年も経たないうちに、
「詩のクラブ」は無くなり、
放送の仕方もすっかり崩れてしまっていました。

 そしてもうひとつ。中2と高1のときには、
演劇部にも入っていて、芝居をやっていました。
でも、中2の2学期に目の手術のため入院してしまい、
文化祭に出られなくなりました。
劇中劇とはいえ、「ベニスの商人」のポーシャの役が回ってきていたのに、
本当に残念でした。あのとき文化祭に出ていたら、
もしかするとこんなに遠回りせずに芝居をやっていたかもしれないと思うと、
少し悔しい気持ちにもなります。

 ちなみに、盲学校での校内PRポスターは、
弱視の子が作った普通のポスターが壁に貼られている他、
階段の手すりなど、全盲の子が触る確立の高いところに、
点字ポスターを貼っていたものです。
 また、中央会場では、弱視の学生が照明なども担当していたのですから、
今思うとすごいチャレンジだったような気がしています。
もちろん今でも毎年弱視の学生が照明をやっているようです。
 とにかく、普通の学校より極端に人数が少ないので、
みんながみんな、生き生きと活躍する文化祭なのです。

 その文化祭「雑司が谷祭」が、今週末に行われます。
 11月3日・4日、午前9時過ぎから午後5時ぐらいで、
どなたでもご来校いただけますので、ぜひ足をお運びください。
バンドに、合唱に、劇、そして手技療法科生による「按摩サロン」や
作動部のお茶会、在校生が作ったいろいろな作品の展示など、
盛りだくさんなメニューをお楽しみいただけます。
 また、中央会場ではないのですが、4日の午後1時から、
同窓会企画による、私美月とばっかりばっかり主宰鈴木大輔の朗読劇も
上演しますので、それも覗きにいらしていただければ幸いです。

 下記URLは、元の筑波大附属盲学校、
現在の正式名「筑波大学附属視覚特別支援学校」のトップページです。
ご参照ください。

http://www.nsfb.tsukuba.ac.jp/

ながら仕事でもホームページが楽しめる音声ブラウザ・ボイスサーフィン

(「週刊福祉情報」コラムニスト・美月めぐみ)

点字を学ぶなら~点字定規セット「点字サポーターへの道」

by amedia  at 18:43  | Permalink