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春うらら
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アメディアフェア雑感

 去る12月23日は、第19回アメディアフェアでした。多くの皆様にご来場いただきまして、本当にありがとうございました!!

 さて、私はパートナーの鈴木と共に、今年もイベント会場の司会を勤めさせていただいていたので、最初から最後まで会場に詰めていましたが、もう既に19回目というのを実感する一コマがありました。
 というのは、終了後、友人に出会って、「あら、来てたの!」と、女性特有のノリでわいわい盛り上がりかけたとき、彼女から出た一言が「で、めーたんは今日何してたの?」だったのです。しばし呆然として、「あのー…私、イベント会場の司会だったんだけど…」と答えると、「ああ、そーっかぁ!私、イベント会場の方はぜんぜん観に行ってないから。あっはっはー」と明るーく笑い飛ばされました。
 こんなこと、最初の頃のアメディアフェアでは考えられなかったと思います。いくら、展示会場とイベント会場に分かれているからとはいっても、司会者が判らないほどの規模になっていたとは本当に驚きです。
 イベント会場は、それぞれの企画毎にお客さんの層は違っていても、いつもかなりの入りで、特に「再生機器に合わせたデイジー図書の作成方法」には、音訳ボランティアの方が多く参加されていて、大変な賑わいでした。だから、それだけ賑わっていたにも関わらず、いちどもイベント会場に顔を出さなかったという人もいるというのが驚きだったわけです。

 しかも、ふと気づけば、最初の頃は10あるかないかだった出店団体が、今回に至っては、視覚障害者の中では最も有名な日本点字図書館・日本盲人会連合・東京ヘレンケラー協会・桜雲会なども含めた28社に及んでいたのです。もう数年前からの出展にはなりますが、大手企業のNTTドコモ、NECなども出展しています。
 いまや、「サイトワールドのちょっとちっちゃい版」みたいな感じになっていて、会社としての成長も実感させられました。

 イベント会場は1時間イベントがあって、30分休みという、少しゆったりしたスケジュールだったのですが、まとめて展示会場を見るほどの時間には至らず、最新機器がいろいろ出てきているにも関わらず触れることができなかったのがとても残念でした。イベント会場終了後のちょっとの時間に少しでも見られれば良かったのですが、私は結局甲斐商店にはまりこんで、あれやこれやと買い物をしたり、食品サンプルを触って喜んだりしているうちに、すぐに閉会式となってしまったのでした。

 そういえば、今年は「しゃべる麻雀卓」のデモンストレーションが、イベント会場でも展示会場でも、抽選会場でもないところで行われていて、そこにはりついたままの方もいらしたようでした。
 アメディアフェアというイベント自体、いろいろなスタンスで参加できるイベントになったので、お客さんそれぞれにとっての「アメディアフェア」がどんな物なのかという辺りも伺ってみたくなりました。

 来年は、いよいよアメディアフェアは20回目、そして、アメディアという会社自体2月14日で20歳になります。 どんな振袖を着せてお祝いできるのか判りませんが、一人前の「大人」として、ますます社会に貢献できる会社になっていってもらいたいと思うし、一バイト人にすぎない私も、少しでもその役割に貢献できたらと思っている2008年の暮れなのでした。
 読者の皆さんも、どうぞ良い年末年始をお過ごしください。そして、2009年が皆さんにとっても素晴らしい物となりますようにお祈りいたします。


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(「週刊福祉情報」コラムニスト・美月めぐみ)



タックペーパーにも打てる、高品質印字の各種点字プリンタ

by amedia  at 17:30  | Permalink

大きなお友達とも交流

 まずは、ご報告から。
 先日来しつこくお知らせしてきました、私の所属する劇団「演劇結社 ばっかりばっかり」の芝居『トイメン』の公演9公演を、無事終了することができました。ご来場いただいた皆さん、そして応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

 さて、今回はまるっきり違う話題です。
 この芝居の前後に、二つの高校と一つの専門学校に福祉の授業の講師として行ってきました。

 専門学校は中野区にあり、ホテルマンやツアーコンダクターのような人たちを養成する学校でした。既に20歳を超えているような人も何人か見受けられ、楽しみながらもちょっぴり大人な真剣さでお話を聞いてくれました。ここは、点字の授業の一環として、視覚障害当事者である私の生活について話したり、誘導の仕方のレクチャーをしたりという内容でした。
 嬉しいことに、その受講生だった青年がマイミク申請してくれたばかりか、今回のお芝居も観にきてくれたのです。きっと、素敵なホテルマンやツアコンさんになってくれることでしょう。

 二つの高校のうち、芝居の翌日に行ってきたばかりの杉並区の学校について少し詳しく書いてみたいと思います。 この学校で私が今回担当したのが、「点字を使ってバリアフリーに遊べる物を作る」という授業のモニターの役割でした。
 びっくりしたのが、ここで打たれていた点字が全て点字テプラで作成されていたことです。うーん、確かに手軽だけど、それってどうなんだろう…と、疑問に感じました。
 4・5名ずつに分かれて作業を進めてきたという高校生たちは、ある班はトランプに、ある班は同じくカードゲームの「ウノ」に点字を張っていました。また別の班では、絵本に点字を張っていました。
 カードの真ん中に張られたテプラ点字はまだ良いのですが、これも両サイドに張られていないとちょっと不便だったのでその旨は伝えておきました。
 かなり読みにくかったのが絵本に張られた点字です。というか、テプラのテープの幅が上下に広いので、綺麗に並べて張られた点字は、行間が物凄く広い点字になってしまい、なんだか文章としてのつながりがわかりにくかったのです。
 また、最初に点字の指導をしてくれた人はちゃんと説明してくれていたらしいのですが、話を聞いていた生徒とそうでない生徒がいたようで、「は」「へ」「う」の表記や大まかなマス空けのルールの出来に極端な差が生じていました。
 読みにくかったけれど、独自のアイディアが素晴らしかったのが、クリスマスツリー型に切った画用紙に、点字の双六を作った班でした。いろいろなアトラクションをこなしていくと、やがてクリスマスパーィーが開かれるというストーリーになっていて、ゴールはツリーのてっぺんです。これこそ、テプラの幅が邪魔して苦労しましたが、本当にそのアイディアに脱帽でした。
 いずれにしても、どの班の生徒たちも、私という一視覚障害者と、普通に一緒に遊べたことに喜びを感じてくれているのが伝わってきて、私も暖かな気持ちになりました。
 もう少し時間があれば、テプラで打つ点字のメリット・デメリットというか、ふさわしい用途について説明したかったなと思いました。

 来月から2ヶ月にわたって、同じ高校の別なクラスで、こんどはわたしが毎回見てあげられる状態での授業を予定しています。どこまでやれるか、私としてもチャレンジ精神で臨みたいと思っているところです。


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(「週刊福祉情報」コラムニスト・美月めぐみ)



点字、インターネットなどの視覚障害者の情報文化や偉大な先駆者の業績を紹介~盲人の歴史

by amedia  at 16:28  | Permalink

アメディアフェア

望月優

今年で19回目を向かえるアメディアフェアが23日の火曜日(天皇誕生日)に浅草橋駅近くの東商センターで行なわれます。近頃陛下の具合が思わしくないようですが、陛下が絶好調に戻られるようなフェアにしたいと念願しています。

今年は、出展社数も28社と過去最高になりました。

自由参加なので、参加者数は正確には読めませんが、500人の方がいらしていただけることを期待しています。

今年始めての試みとして、千葉大学、芝浦工業大学の皆さんに研究成果を展示会の場で発表していただくことになりました。ケージーエス、シナノケンシそして弊社などのこの分野での大手メーカーと並んで、大学の研究室で開発している視覚障害者に役立つ福祉機器を展示いただけるのがとても楽しみです。

イベント・コーナーでは、
・裁判員制度と視覚障害者
・視覚障害者と保険の選び方
といった視覚障害者の社会参加にとって意義深い講演会やシンポジウムが行なわれます。

加えて、音訳ボランティアの皆様にお勧めの「再生機器にあわせたデイジー図書の作成方法」や、視覚障害者にお勧めの「通帳と新聞をよむべえ」といった企画もございます。

来場者の方が1回は引けるというお楽しみ抽選会では、
・新型よむべえ
・CDダブルラジカセ
・PTN1
などが当たる可能性があります。

また、スワンベイカリー十条店に出店いただき、おいしい焼きたてパンを食べながらイベントや展示会を楽しめます。

皆様、お誘い合わせの上、是非ご来場ください。

第19回アメディアフェア
http://www.amedia.co.jp/event/amediafair/

なお、視覚障害者を駅と会場の間でガイドしてくださるガイドボランティアの方を募集しています。
http://www.amedia.co.jp/event/amediafair/guide.html

朝9時半から可能なお時間までで構いませんので、お手伝いいただければ幸いです。

障害者や高齢者に優しいWEBサイト作り「ウェブアクセシビリティ入門」

by amedia  at 16:56  | Permalink

視覚障害者にとって「対面朗読」とは?

 よく「読書の秋」などと言いますが、秋に限らず、寒い冬や暑い夏、エアコンの効いた室内から出たくないような時期は、本当に読書にいそしみたくなるものです。
 つまり、これからどんどん寒くなっていくこの時期には、やはり自宅で録音図書を聞いたり点字図書を読んだり、さもなければ図書館の対面朗読室にこもって、好きな本を読んでもらったり興味の赴くままに何かを調べてもらったりして過ごしたくなるのです。

 さて、対面朗読について少し考えてみましょう。いわゆる小説なら、わざわざ対面朗読してもらわなくても、録音された物を図書館から借りたり、OCRソフト、アメディア的にいうと音声読書器「よむべえ」に
読み上げさせるなどしてじっくり楽しめば良いのですが、生の肉声での朗読という物はそれはそれでヌクモリノある物でもあります。 また、一方では、これが対面朗読の真骨頂だとも思えるサービスもあります。例えば、その場でいろいろ調べたりするような読み物は、正に「目の代わり」となって、文字を追ってもらったりしなければなりませんし、ケース・バイ・ケースでディスカッションしながら資料の中の任意の場所に飛んだりして参照するようなこともあります。言い方としては対面「朗読」ですが、一般にいうところの「朗読」とは一味も二味も違う物になっています。
 図書館によっては、持ち込み資料の朗読を断るところもあるようですが、図書館の利用には、内部資料の閲覧や貸し出しの他に、「静かな場所で勉強する」などということも含まれているのですから、パーソナルな資料を持ち込んで対面で読んでもらうということも重要なサービスになるはずだと、私は思っています。これを具体的に行っている進歩的な図書館も、少数ながら存在しています。 実際、視覚障害者がプライベートな物を、何の利害関係もなく、守秘義務が重んじられているところで読む自由は与えられてしかるべきだと思っているのです。それこそ、図書館の対面朗読室が最適な場所だと思えるのです。

 などといろいろ書いてきましたが、そんな諸々の要素を盛り込んだ、地味だけれど画期的なコメディ芝居が、この前からお話している、今度私たちの劇団、演劇結社ばっかりばっかりが取り組む書き下ろし芝居『トイメン』なのです。 ある現役の図書館職員の方に綿密な取材をさせていただいて出来上がった
このお芝居、一人でも多くの方に観ていただきたいと思っています。 もう、本番まで1週間を切ってしまい、集中的な稽古期間に入っています。そして、おかげさまで完売してしまった回もあるのですが、まだまだお席に余裕のある回もあるのです。 ぜひこの機会に私たちのお芝居を観て、 そして、一緒に「対面朗読」について考えてみませんか? というわけで、このコラムでは最後のお誘いです。
しつこいようですが、以下に公演詳細情報を貼り付けますので、
ぜひいらしてください。お待ちしております!!


演劇結社ばっかりばっかり 第三回公演『トイメン』
作・演出…和風まくだ煮L(ワフー・マクダニエル)
脚本補・演出補…美月めぐみ
出演…石津正幸、大河内聡之、こんやゆうこ、美月めぐみ、鈴木大輔
日時…12月10日(水)~14日(日)
会場…原宿・ギャラリーハセガワ
交通…JR山手線原宿駅竹下口より徒歩2分以内
※ ご希望により、駅からの誘導をいたします。
料金…2000円
定員…各回30名様完全予約制。
※ 極めて小さな会場ですので、必ずご予約下さい!
※ ご予約の際は、日時と枚数、障害をお持ちの方は
誘導希望の有無をお知らせください。
お問合せ・ご予約は、
TEL 080-6724-5981
Eメール mail@bakkaribakkari.com

【日程】
12月
10日(水)…19:00~(夜の部のみ)
11日(木)…14:00~  19:00~
12日(金)…14:00~  19:00~
13日(土)…14:00~  19:00~
14日(日)…14:00~  19:00~
※ 開場は各公演開始時間の30分前です。
※ 上演時間は90分程を予定しています。

結社ホームページ
http://www.bakkaribakkari.com/

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(「週刊福祉情報」コラムニスト・美月めぐみ)

タックペーパーにも打てる、高品質印字の各種点字プリンタ

by amedia  at 16:47  | Permalink